令和3年4月27日
各 位
放課後等デイサービス マザーズ
有限会社ハーヴェスト
代表取締役 杉本 武彦
不祥事発生のお詫び
この度、誠に遺憾ながら当社が運営する児童福祉事業の放課後デイサービス事業所にて、下記の2件の不祥事が発生致しました。
信用を第一とし社会的な使命を担う福祉事業において、このような事態を招きましたこと、また日頃より当社を信頼し大事なお子様を託していただいている皆様にご心配とご迷惑をおかけしますことは誠に慙愧に堪えません。心より深くお詫び申し上げます。
記
- マザーズ花堂教室における概要
当社の花堂教室において、主に当時の教室管理者がコロナ禍における電話による代替支援を利用して水増し請求を行っていたことが、福井市の監査により判明致しました(当該社員は既に中途退職済み)。今後、これにより、花堂教室は5/31付で指定取消になることが予想されます。
当社としては利用者様への対応を最優先として、6/1より弊社「やしろ教室」または「城東教室」のご利用をお願いすることで一日たりとも支援の滞りが無いように最大限の努力を図って参ります。
大変なご迷惑をおかけしますこと心よりお詫び申し上げます。
①被害をおかけした各行政機関さまへの対応
予想される行政処分として水増し請求額および課徴金の納付を速やかに行うと同時に行政処分を真摯に受け止め、二度と同じ過ちが起きないように再度コンプライアンスを経営の最重要課題と位置付け内部管理体制の充実・強化に努めてまいります。
②人事処分等
社内に調査委員会を設置し本件の詳細な事実解明を行ない社内規定に従い懲戒を実施いたしました。また、本件不法行為を行った者については退職済み等ではありますが顧問弁護士と協議し、今後、民事上の損害賠償責任を求めてまいります。
2.マザーズ和田教室における概要
平成30年度の福井市の実地指導にて個別支援計画の作成手順について、個別支援計画書(本案)以外の実施済み面談記録の保存や実施した支援者会議議事録の保存の不備(必要とされる文書の欠落)を指摘されました。今般、再度同様(必要とされる文書の欠落)の指摘をされ、個別支援計画未作成と判断されました。
これにより、過去に遡り約2年間(24ヶ月間)の長期間が未作成と判断され、基本報酬の50%の返還処分となることが予想されます。
尚、監査終了後に7教室全ての全契約を再確認し、今日現在、不備と判断される契約が一切ないことを確認いたしました。
3.今後の対応
弊社は、これまでもコンプライアンス(法令順守)を経営の重要課題と位置付けてまいりましたが、今回の事態を重く受け止め再発防止の観点から、請求業務の最終的な確認作業の本社集約化を行いました。更にチェック機能の一層の強化を行い、みなさまの信頼回復に全社員が取り組んで参ります。
この度の不祥事件、誠に申し訳ございませんでした。重ね重ね深くお詫び申し上げます。
以上
本件に対するお問い合わせ先
マザーズ広報担当:水口 ℡ 0776-27-4348